水のキャンバス / WATER CANVAS (2000)


CG合成によるイメージ画像


CG合成によるイメージ画像

 

水のキャンバスは、水の中に空気の気泡で模様を描ける作品です。

水中で空気が上昇することを利用し泡の出るタイミングを制御することで、気泡により様々な模様を描くことが可能です。
また、模様のほか、絵や文字を描くことも可能です。

街の中、或いはロビー等に置き、インフォメーションパネルとしての使用や、待ち合わせ場所としてのシンボル、また室内のパーテーション、或いは喫茶店等のウインドウなどに使用可能です。
その他、照明に色を付ける、縦横比を変える、気泡により立体表示する、音を付けるなどいろいろなバリエーションが考えられます。

 

〜1997年
研究、開発
1998年
学部3年次課題「動物園」にて気泡列横10列によるインフォメーションパネルを制作
2000年 3月
東京藝術大学卒業制作展に「水のキャンバス」出展
卒業制作展にてデザイン賞受賞
気泡表示システムを著作権に登録 -166898号
2000年 4月〜
東京大学荒川研究室にて制御部分デジタル化の為の共同研究開始
2000年 6月
東京大学大学院学際情報学府制作展 Individual idea of Individuals’ に、インタラクティブ性を付加し改良した「Water Canvas with Ears」を、松村誠一郎、有賀清一と共同出展
2002年 3月
文化庁メディア芸術祭「Water Canvas with Ears」 審査委員会推薦作品

現在は企業の協力により「Water Canvas」として商品化

 

作品寸法:H 1900 × W 1900 × D 240(mm)
素材:アクリル 水 空気 鉄 木材 その他